ズートホーン00のこれからどうスラッヂ

「これからどうする?」の土佐弁「これからどうすらぁ?」とMy Favoriteロックンロールバンド「ザ★スラッヂ」をかけて、一時どこかで流行った言葉。そんな、将来への不安をこじらせたような物言いをいまも引きずる、たっすい(頼りない)ブログ。

元旦の夜、カーシ氏と語る

元旦はサンタクルヲさんと昼呑みしたあと、旧友カーシ氏とその彼女に会った。後免駅に軽で迎えに来てもらい、とりあえず「Hera」(レストラン)に向かう。ついてはガソリン代もかかっているし、今日はおごってくれと言う。ところがおれといえば、前日もお金を使いすぎ、ATMにも寄れなかったこともあって残金が1500円位しかない。
「いや、今日は元旦でATMが使えんかもしれんき、金貸してくれ。返すのは出世払いということで」と調子のいいことを言ってみた。
「このやろう!それやったら缶コーヒーおごってくれ」と向こうはあくまでおごってもらうのが条件である。
「もしATMでおろせたらおごるわ。彼女の分はね」
「こ、このやろう」
これがいつもの調子である(笑)。
「…彼女のぶんはおごってくれる?おごりよ」。
てなことで車の中では、カーシが3時半起きで初日の出を桂浜に見に行った話をしている。「どうで。感動するろう?」。これは正直いけばよかったと後悔…。「Hera」につくと、なんと店が閉まっている。
「いかん、元旦やった…」「とりあえずコンビニのATMをさがすかえ」とおれ。
R-ソンにいくとあっさりATMでおろせた。また店を探しに車を走らせる。やっとJOYFULが見つかったので挿入。テーブルでの協議の結果、ドリンクバー2人分&チーズケーキを彼女におごるということでまとまる。おれは2人のこれからを、ズバリそろそろ結婚?と単刀直入に切り出した。しかしここでは書けないある事情があり、簡単ではないようだ。彼女はしかし冗談っぽい口調で、カーシのことを「友達、友達」などと言っている。カーシは全然気に留めず、どれだけ2人が親密かをとうとうと説明する。もう10年以上も付き合っていること。二人で日本一周したこと、富士山にも登ったことなどなど。そして1月末にとうとうグアム島にいくという。
「それはまた贅沢やねぇ」
「背水の陣よ…」と半分真面目な表情でいうのだった。
「最初で最後よね。たぶんね…」と。
グアム島では以下のことを計画しているそうだ。
・潜水艦に乗る
・「モノホン」の短銃を撃つ
・スカイダイビングをする
バンジージャンプをする
・セスナ機を操縦する
・横井庄一さんが28年間住んだジャングルの洞穴を見る
・水族館の底を110m歩く
…これらの話を長々と聞いているうちに頭がガンガンしてきた。
そして、もし彼女がグアム島で人さらいに遭うようなことでもあったら、自分は日本に帰らないつもりだと力説するのだった。
「ワシはねぇ、彼女を一生大事にするきね」
「あ、いまワシといったよね」
「え、ワシ?ワタシといってるつもりながやけど…」
「いや、ワシときこえた。ワシでいんじゃね?」とワタシ。
「ワシにしょうかねえ(笑)」
ただこんな話の最中にカーシくんは、ハス向かいにいた女子2人のひとりがかなり可愛かったようで、ちらちら見ながらときおり、その子にもきこえんばかりの声でつぶやいていた。
「きれいなねぇ…見て見て」「藤原紀香ばぁ可愛いよ…」と全然話に集中していないのだった。で、彼女にも同意を求めると彼女も彼女で「きれいなねぇ」と同意するのだった。
そんなことで「宴もたけなわですが、そろそろ」と俺。
「このやろう!(笑)…まぁ、いくかえ」とお開きに。
会計は、あらかじめカーシくんからチーズケーキ代300円をもらっていたが、おれがチーズケーキ+ドリンクバー490円の3人分、1470円を払う。
「いま、1470円払ったね」とカーシくんも満足気…。
まぁ、こんなゆるい話ができるのも田舎ならではだったりする。次の帰省のときは、グアム島の土産話でもゆっくり付き合ってやろうと思っている。

 

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写真、うっかり撮らなかった。これはサンタクルヲさんとの昼呑み2件目「徳島ラーメン」の店。