ズートホーン00のこれからどうスラッヂ

「これからどうする?」の土佐弁「これからどうすらぁ?」とMy Favoriteロックンロールバンド「ザ★スラッヂ」をかけて、一時どこかで流行った言葉。そんな、将来への不安をこじらせたような物言いをいまも引きずる、たっすい(頼りない)ブログ。

僕のトラウマ

小学生の時、女の先生がある男子の言動を見て10名ほどの子供がいる前で「あんたは将来大物になるね~」と言ってたのを聞いて、あぁおれは大物にはならないのだなと思い、先生というのは子供の将来を見通せるのだなと畏敬の念をもったのを覚えている。たしか保健体育かなにかの先生で、クラスを受け持っている先生ではなかった。
今になってわかるのは、この発言は気が利いていたようでいて失言以外の何物でもなく、ただいたずらにほかの子供にトラウマを植えつけてしまう、無配慮な人物だったということだ。現に、自分もそれほどまでに鮮明な記憶として残っている。
その話を受けて、同居人はやはり小学生のころ、ある先生がひとりのかわいい女子に「あんた美人だねぇ」といったとき、あぁ自分は美人じゃないんだといたく傷ついたということだ。なるほど、女子はそっちかと納得した次第(笑)

ところで大物になるといわれた当の男子だけど、たしか年下だったはず。うっすら思い出したが、小学校の近くの川が川干(かわひ…年に一度10日間ばかり上流の堰を止めて川を干し、川の底をさらうなどして整備する行事。子供にとってはうなぎやなまずを取る稀少なチャンスでかなり楽しみな期間だった。これが高知特有の行事なのかはわからないが…)になり、これに学年に何名かが参加してゴミ掃除か何かをやったときではなかったかなと。で、学年が下なのにもかかわらず、なにかテキパキと陣頭指揮のようなことをし始めたのが彼で、それを見て感心した先生の発言だったように思う。実際大したもんだなとぼくもどこかで感じていた記憶もある。だけどこの人がいまどうしているかはわからないし、大物になっているかもしれないし、実はそうでもなくあの言葉に負けてしまったかもしれないな、などと思うと、だれにとっても得をしない罪な言葉だったのではないかと思うのだった。

 


全然関係ないけど、育ちが卑しい不良の歌(笑)

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