ズートホーン00のこれからどうスラッヂ

「これからどうする?」の土佐弁「これからどうすらぁ?」とMy Favoriteロックンロールバンド「ザ★スラッヂ」をかけて、一時どこかで流行った言葉。そんな、将来への不安をこじらせたような物言いをいまも引きずる、たっすい(頼りない)ブログ。

E・R・バローズ「火星の女神イサス」(創元推理文庫)

◍よいと思ったことば、またはうまい言い方◍
壁ぎわに身を寄せながら獄房の入口のすぐそばまでにじりよった。そして衛兵が現れたら一刀のもとにその頭蓋骨を叩き斬ろうと、長剣を頭上にふりかざし、両手でしっかり握りしめた。そいつが戸口に近づいてくる足音がしてからのことは、くどくど述べる気がしない。一、二分後にタルス・タルカスはワフーン族の戦士の飾りをつけ、螺旋通路にむかって、廊下伝いに急いでいたといえば充分だろう。(249ページ)



イサスはにくたらしいババアだ。ジョン・カーターはせっかくデジャー・ソリスと再会したのにあんなことになった。いったいデジャー・ソリスともう一人のスビアのどっちに剣はささったのだろう。三巻がたのしみだ。スリルにあふれている。

(1974年8月某日)