ズートホーン00のこれからどうスラッヂ

「これからどうする?」の土佐弁「これからどうすらぁ?」とMy Favoriteロックンロールバンド「ザ★スラッヂ」をかけて、一時どこかで流行った言葉。そんな、将来への不安をこじらせたような物言いをいまも引きずる、たっすい(頼りない)ブログ。

1月5日。めずらしく一人で現れたカーシ氏。彼女はどうしたのか?

1月5日昼過ぎ。高知市京町の喫茶Dポーでカーシ氏を待っていた。
例によってCメールで連絡を取り、Dポーでの待ち合わせを提案した。
「了解です!それでは、ワンギリの電話を入れたら、間髪を入れずに、出てきてね!駐車違反で、つかまるき!」とカーシ氏。
「駐車場の料金くらい出すわえ。コーヒーもおごるき、はよう来(き)いや」
「そしたら、30分ぐらいで、行きますのでそこで待っていてください!」
で、約1時間後ようやくカーシ氏、登場。
こっちは待ちくたびれ、バラエティセット的な昼食を喰らっていた。
「カ、カリヤくん、これおごってくれる?…。」
「いや、かまいません!コーヒーでかまんきに。(ウェイトレスが来たので)すいません!ホットコーヒー、この人に」と私。
「こいた~!」
「まぁ駐車場代は払うわえ(笑)」
「あ、かまん、かまん、駐車場代ばぁ自分で出すわえ…」
(あれ、めずらしく太っ腹だなと感心したのだが、このあと大型パチンコ店の駐車場につきあうと、そこは無料駐車場なのだった…。)

Dポーでは、秋に受験したという宅建のことをきいてみた。
「それがまだ結果は来てないけんどね、自己採点したら40点くらいやったしね…」
合格者にだけ通知がくるらしいが、年が明けてもまだ待っていると。
「そんなにむつかしい試験じゃないで、あんながは」と振りかえるカーシ氏。

かなり強がりにきこえたのは気のせいだったろうか。
「ところでカリ氏、この喫茶は落ち着かんねぇ。ウェイトレスもあいそが悪いし…」「高知一落ち着ける場所があるき、おしえちゃらぁえ。いこいこ。」
Dポーはテーブルごとに壁もあり、個室に近いつくりで落ち着ける場所なのだが、ためしにと、付き合うことに。
クルマで連れてってくれたのは高知駅近くのSマート。なんのことはない、高知一落ち着ける場所とは、その2階にあるフリースペースであった。
買い物客が下で買った弁当やお惣菜、ジュースなどを持ち込み、飲食できるテーブル席である。
客も多くざわざわしていたし、壁などないオープンスペースなのでまったく落ち着かないのだった。
しかも禁煙なので自分的にはいらいらして5分と待たない感じだ(笑)。
水とお茶は自由に紙コップを使って飲めるので、もし買い物をしていなくてもゆっくり座って過ごすことは可能ではある。


「どうで、落ち着けるろう?」
「ん~、そうね…。ところで今日は彼女はどういたが?」
毎回彼女同伴なので、ひとりで現れるのはめずらしいのだ。
「ちょっと体調崩しちょってねぇ…」
だが話してるうちにどうやらケンカでもしたらしいことがわかってきた。
ケンカ中は何度電話しても出てくれないらしい。
「かけてみちゃおか?出んきね絶対…」といって携帯から電話しはじめたが、意外にもすぐ出たようだ。
「あ。○○ちゃん?元気?…ごめんねぇ…。悪かったきね。ぼくが守っちゃうきね。ずっと守っちゃうきね…。なんか買(こ)おていっちゃおか?きゅうり?きゃべつ?よし、買おていっちゃお。かまん、かまん。弁当は?シャケ弁かぇ。わかった。ほいたらね!」
さっそく下の売場に行き、買い物に付き合う。弁当を探すも、シャケ弁はなく、幕の内的な弁当をセレクトするカーシ氏。お惣菜をみたらシャケのパックがあったので、
「カーシ氏。シャケないといかんやない?これ買いや、おごるき」
(急に真顔になり)「カ、カリ氏…。一瞬カリ氏が神様に見えたで…」
「あほういえ。ところで270円やき、300円で30円おつりくれ」
「こ、こいたぁ…」

レジでは、レジの女の子と談笑して話が終わらずなかなか戻ってこなかったカーシ氏。きくと会計がゾロ目になって盛り上がったらしい。
彼女宅に寄る前には、病院までおれを送ってくれる。今度は彼女同伴でぜひ会いたいものである。

カーシ氏、来年またね。

 

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高知市京町商店街入り口のDポー前。城西公園の「0.5ミリ」はもう終わったのかな。