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ズートホーン00のこれからどうスラッヂ

「これからどうする?」の土佐弁「これからどうすらぁ?」とMy Favoriteロックンロールバンド「ザ★スラッヂ」をかけて、一時どこかで流行った言葉。そんな、将来への不安をこじらせたような物言いをいまも引きずる、たっすい(頼りない)ブログ。

アポロンのミュージックテープカタログのことなどだらだらと

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先日アポロンのミュージックテープカタログを発掘したので、パラパラめくっていたら、76年にNHKで放送した「ヤング・ミュージック・ショー」イエス編の新聞TV面番組記事の切り抜きが挟まっていた。切り抜いた記憶はまったくないけどあまりに懐かしいのでアップする次第。

ぼくは経済的な理由でレコードプレイヤーを買う時期がかなり遅く、いまでも覚えているけど最初に買ったLPレコードはAllman Brothers Band「ウイン、ルーズ・オア・ドロウ」とmarshall Tucker Band「ニュー・ライフ」でした。いきなり2枚買い。その後2枚買いはあまり記憶にないのでこのときは相当欲望が決壊寸前だったんだろう…。「ウイン、ルーズ~」は当時新譜だったはずなので75年だ。学年でいえば中3か。買ったのは、今は無き高知市帯屋町商店街の川村時計店本店だった。

ともかくLPレコードプレイヤーを買うまでは(ドーナツ盤がきけるポータブルプレイヤーはあったが)、実質ロックなどはFMでエアチェックするか、ミュージックテープを買って聴く2択しかなかった。このアポロンのカタログは記憶ではてっきりアトランティックのカタログと思ってたが記憶違いだった。アポロンって響き、なじみ深いけどそれってなんなんだっけ、と改めて検索したらwikiに以下の記述が。

アポロン音楽工業株式会社…
1971年3月、渡辺プロダクションナベプロ)と文化放送などが出資するレコード会社として、東京都新宿区若葉1丁目5番地の当時の文化放送の本社内に「アポロン音楽工業株式会社」を創業。創業当時は、主にナベプロ傘下の渡辺音楽出版が原盤権を持つ各レコード会社のナベプロ所属歌手の音源の音楽テープの発売を行っていた。当時ナベプロはワーナー・パイオニア(ワーナー)にも出資しており、1970年代中頃までは、ワーナーは渡辺音楽出版が原盤権を持たない音源でもレコード盤を発売し、アポロンレッド・ツェッペリンやディープ・パープル、クイーン等の洋楽を含めワーナーからの原盤提供を受けて音楽テープを発売する形態が多かった。

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…あぁ、そういう既得権もからんだ話だったのか、世の中には自分が知らない経済界の取引が着々と大人の手で進められていたんだなと、まぁ、そんな感想でいいですかね笑。
で、話戻ってこのカタログを見て買ったyes「海洋地形学の物語」などは最初ステレオカセットデッキなどではなく、モノラルカセットプレイヤーで聴いていた。

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この写真はたぶん74年頃撮った自分の部屋の写真だけど、右下にちらっと見えてるのがそう。ソフトケースでよくわからないがいまみると断然おしゃれだしむくむくとフェティシズムをそそられる。
ぼくは中学の時に小学校からの同級生Y夫くんにZEPの「フィジカル・グラフィティ」のミュージックテープを貸し、かわりにGFRの確か「Live!」のミュージックテープを借りたりしてこのカセットプレイヤーで聴いたものだ。「フィジカル~」も「海洋地形学~」、そしてボブ・ディラン「ザ・ベースメントテープス」もそうだけど、LPでは2枚組になるものがテープでは1本に納まっているものを価格的には多少お得だと感じ、優先的に購入していたふしもある。あとカタログの曲目のあとに曲数をたんねんにメモってるけど曲が多い方が単純にお得だと思ってたのだろうか。。でも「海洋地形学~」はA~D面あわせて全4曲だしそれは違うか、とかね。いま思えば「フィジカル~」「海洋地形学~」いずれも手放してしまったのは残念。。

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この「死の舞踏」はいまも残っている。

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あらためて見ると当時はまったく見向きもしなかったムード音楽のタイトルがそそるし、このカセットで、しかもモノラルで聴いてみたい。

とりとめもなくなったけど最後に、野村さんのブログにでてくる詩人・小笠原鳥類さんのカセットテープに込めた思いをつづった文章を。
http://d.hatena.ne.jp/nomrakenta/20090721/1248191615

「鼻もあるようだし口もあるようだし、顔だなあ、と思いました。」この辺からぐっときてしょうがなくなります。

先日「7.16なないろ」に出演してくれた大野真聖さんが、ぼくがエアチェック用に愛用してたBARONというカセットテープのことにいたく興味をもってくれたので、次回はBARONについて書きたい。また小笠原鳥類さんの「紙の筒のような箱に入っているとどこまでも楽しかった楽しかった。」…このフレーズにぼくは郷愁とともに涙したんですが、この紙箱カセットも紹介したいなと思います。