早稲田駅の次の落合ではなく、もちのろん落合博満。
Y田くんとの二人旅で、行ったのは1996年8月31日。前日の30日にナゴヤ球場で中日×巨人戦のナイターを見た。いま思えば落合の巨人ラストシーズンで、3番松井4番落合。記憶だと落合は2安打で、内1本は2塁走者の松井を返すタイムリーだった。興奮冷めやらぬなか飲みに行き、その日は名古屋育ちのY田くんの見立てで、名古屋駅近くの安い商人宿のようなところに1泊。翌31日、南海本線の特急で和歌山の太地へ。太地駅から約2時間海沿いの道をひたすらあるいた。「せっかくだから歩こう」と確かY田くんが提案したのだったが、途中から半分後悔、半分はその状況を楽しみ、始終だべりながら歩いていた。暑かったろうに、でも、そんな記憶は全然ない。昼過ぎ、ほうほうの体で落合博満野球記念館に到着。270度位は海を見渡せる眺望の素晴らしさ。数々のトロフィーや写真、バットなどを見ながら、気がついたら3時間あまりがあっという間に過ぎていた。そんな感覚。夏休み最後の日というのに客は親子連れが2、3組だったろうか。記念にサインボールと当時記録した500号本塁打記念のテレカを購入。さすがに帰りは駅までタクシーを使った。あのサインボールはいまも仏壇の横にかざっている。
夏も終わりに近づくとこの18年前の落合記念館行きを時々思い出し、またあの夢の跡みたいな空間でまったりしてみたいなと思う。
そういえば去年の8月31日は、浦安から宇都宮に引っ越した日で早くも1年が過ぎた。この日はいろいろ思い浮かぶ日になっている。
この年落合は打率.301、21本塁打をマーク。43歳だつた。
途中「くじら博物館」を通過。太地町と反捕鯨団体とのトラブルが報じられたことは記憶に新しい。
ところどころにこんな看板が。よくわからないユニフォーム。。
館内の喫茶室にあったチョーさんとの2ショット写真。泣けラッヂ…。ちなみに館内は撮影禁止。。
